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一号機
使ったフォトダイオードは浜ホトのPINフォトダイオードのS2506-2。受光面は
2.77mm角。回路はMAXIMのアプリケーションノート2236
Gamma-Photon Radiation Detectorを参考にしつつOPアンプの数をけちる。
ユニバーサル基板上に適当に組む。フォトダイオードのカソードからOPアンプの
反転入力端子に至る配線は漏れ電流を嫌って空中配線(効果は不明)。大きい
電解コンデンサを付けているのは電源由来のノイズを見るためにACアダプタを
切り離してもしばらく動作させるため(←特に効果なかった)。
タカチのケースYM-50に入れる。ケースをアースに落としておくことはとても効果あり
(2~3桁ノイズレベルが下がる)。
いま手持ちの放射線源はトリウムガラスを使ったカメラ用のレンズのみ。このような
いわゆる「アトムレンズ」はいくつか
持っているがバケペン用のTAKUMAR 105mm F2.5は昔「はかる君」で測ったところ
大変強力だったのでこれを密着させてみると、どうやらそれらしいパルスが出る。
ノイズレベルはこんな感じ。
【参考】
トリウムを含むレンズ製品については
Systematic Radiological Assessment of Exemptions for Source and Byproduct
Materialsの
3.19 Thorium in Finished Optical Lenses(3-285)参照。