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: 最初調和ポテンシャル中にあったとき : 波面 : 重心が並進運動している波束の場合

重心が自由落下している波束の場合

重力の方向を$+z$とし$t=0$を落下開始時刻とする。 すると(9)で$v_0=gt$ (および $\Delta z=z-\frac 12gt^2$)と 置き換えればよいので等位相面はやはり球面でその中心は重心から $g(\beta^2+t^2)$上方である。これは$\beta\ll t$ならばおよそ $gt^2(=2\times
\frac 12gt^2)$ であるから、等位相面の中心、落下開始時の波束の重心、波束の重心が 上から順に等間隔で並ぶ。



Morinaga Makoto 平成22年10月21日